「『認知症』-ともに生きるやさしい社会」実現のための共同提言を策定

Report

認知症にかかわる全国的な組織活動を展開する4つの当事者団体で構成される「認知症関係当事者・支援者連絡会議」は、認知症に関してよりいっそうの理解を得るべく、国民の皆様に向けたメッセージと、日本政府および認知症にかかわる専門職等の皆様に向けた共同提言を策定しました。

「『認知症』-ともに生きるやさしい社会」

実現のための共同提言

 2019516

 認知症関係当事者・支援者連絡会議

全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会

男性介護者と支援者の全国ネットワーク

認知症の人と家族の会

レビー小体型認知症サポートネットワーク

認知症の人、家族、支援者がかかわる全国にひろがる当事者団体から、日本政府および認知症にかかわる専門職等の皆様に「認知症」に関する以下の項目について要望します。要望の内容については詳細を示しました。

また、この要望をすすめるために、広く国民にも要望を伝えたいと考え、国民向けのメッセージも作成しました。この要望、メッセージを広めていただくことをお願いいたします。

1.    認知症への誤解や偏見をなくし、認知症のことを正しく知り対応できる施策にしてください

2.    認知症と診断される前から、最期のときまで、認知症の人の個人の尊厳が守られ、切れ目のない、幅広い支援をしてください

3.    認知症の人の支援とその家族支援は車の両輪であることを踏まえ、認知症の人の家族に対する施策を充実してください

4.    認知症の人と家族が安心できる専門的なサービス、社会保障のさらなる充実を図ってください

5.    認知症にかかわるさまざまな支援の輪を社会全体でつくることを推進し、認知症にやさしい社会の早期実現に向けて支援してください

6.    認知症の診断や治療、環境デザインなどを含めた技術革新や、社会環境整備を促進する実効性のある政策を講じてください


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